Wednesday, July 06, 2005

子どもをサポートするために

■子どもたちの心の回復
DVの存在する家庭で育っている子どもたちは、さまざまなリスクを負っています。子どもが子どもらしく、安心して生活するという基本的な生活さえ満たされることがありません。本来、自分を守ってくれるはずの親から、身体的にも、精神的にも傷つけられ、将来にわたる悪影響を与えられています。

【周囲の人ができること】
家庭内で暴力を受けたり、目撃して育っている子ども達に、私たちは何ができるでしょうか。まずは、子どもの様子をよく観察することです。そして、暴力や虐待を受けていたり、暴力を目撃していることが分かった場合には介入が必要です。まず、母親に情報を提供し、相談機関につなげましょう。
【湘南DVサポートセンターでは】
湘南DVサポートセンターでは、カウンセリング、アドボケイト・サービス、子ども向けのグループカウンセリングなど、DVの被害を受けた女性や子どもたちの生活全般を視野にいれたサービスを提供しています。子ども達の心の回復、自尊心の回復のためには、”安全で、楽しい!”が、キーワード。安心できる環境のなかで、楽しい経験を分かち合うことを通して、心の回復を目指しています。

支援者の育成

■支援者の育成                                                 DVは、家庭内という密室で、親密な関係のなかで起きる犯罪です。そのため、非常に複雑な問題をはらんでおり、被害を受けた女性や子どもたちを支援するためには、高い知識と技術、そして豊かな人間性が求められます。湘南DVサポートセンターでは、カウンセリングやアドボケイト・サービスの他、海外の優秀な支援プログラムを導入し、支援者の育成に力を入れています。

【当事者の立場にたった支援】                                         DVの被害を受けた女性や子どもの支援で何よりも大切なのは、当事者の立場にたったアプローチです。技術やマニュアルばかりに頼っていては、マニュアルの枠組みを超えたクライアントに出会った場合に、パニックに陥ってしまいます。クライアントに対してよりい良いサービスを提供するためには、何よりも、個々のクライアントをしっかりと見る目が必要です。                   【若い人材の育成】                                                支援者には、どのような人と出会ってもその人を受け入れられるだけの豊かな人間性が求められます。特に子どものカウンセリングを行う場合は子ども達の世界観を身につけていることが重要です。被害を受けた女性や子どもたちのその後の人生設計に対しても、あらゆる面でアドバイスできるような人材、一人の人間が長い人生を生きていくためのQOL(クオリティー・オブ・ライフ)を念頭にアドバイスできるような若い人材の育成を目指します。